会社を辞めるにあたって「退職代行を使った方が良い人」「退職代行を使うべき人」とは、一体どのような人でしょうか?
そもそも退職の意思を自分で伝えることが出来る人・慰留にあっても最後まで意思を貫き通せる人には、退職代行サービスは必要ありません。
一方で、退職代行サービスは、たとえば次のような人に需要があります。
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今日は、「退職代行サービスを使った方が良い人/退職代行を使うべき人」について、ご紹介したいと思います。
退職代行を使った方が良い人/退職代行を使うべき人ってどんな人?
1.退職意思を自分で伝えることができない人
特に職場での人間関係が良好ではない方にとっては、退職意思を伝えるだけでも相当の勇気がいるものです。「突然辞めたら無責任ではないか」「辞めたいと言ったら嫌味を言われるんじゃないか」などと考え始めると、なかなか退職の意思が固まらないのではないでしょうか。
- パワハラ(優位的地位を背景にした肉体的or精神的暴力)
- モラハラ(無視や人格否定などの精神的暴力)
などの被害にあっている人は特に「退職を申し出たら怒られるんじゃないか」と委縮してしまって、なかなか退職の意思を言い出せないことと思います。
ちなみに、ご自身で退職意思を伝えた場合、その場で辞められるケースは少ないです。少なく見積もっても、数日~数週間は出勤しなければいけないケースが多いことでしょう。上司に退職意思を伝えてから退職日を迎えるまでの間、一緒に働くことに気まずく感じる方も少なくありません。
気が弱かったり、報復が怖かったりして、自分で退職の意思を伝えることができない人には、退職代行サービスがオススメです。最短で即日退職代行を実行してもらえます。
2.上司に退職を拒否された人
無事、退職の意思を上司に伝えることができたとしても、会社側が難色を示し退職を認めてくれない場合があります。
- 「プロジェクトが完了するまで」
- 「人手不足が解消されるまで」
- 「後任が育つまで」
- 「契約期間が満了するまで」
- 「恩返しするまで(長年勤めて会社の利益に貢献する)」
などのように、会社の都合を押し付けて退職を渋られるケースがあります。
会社側から退職を拒否されている人や強い引き留めにあっている人も、退職代行サービスの利用がオススメです。
3.精神的/肉体的病気が理由で会社に行くことができない人
特に「ブラック企業で働いていて精神的にまいっている/このままだと体調を崩してしまいそう」という人には、今すぐ退職代行サービスの利用を強くオススメします。
退職したい理由が心身の不調等である場合は、出社したりコミュニケーションをとったりすること自体が困難といえます。また、無理して職場に出向くことで負担がかかり病状の悪化につながりかねません。
仕事に真面目な人や自己犠牲精神が強い人ほどブラック企業からなかなか離れられず、労働環境が悪くても体を壊すまで勤務し続けたり、うつ病や適応障害などの精神的な病気を抱えやすいです。
「仕事を放り出したら無責任ではないか」などと考えず、一度退職代行業者に相談してみましょう。
4.公務員でどうしても退職したい人
公務員は、国家公務員法や地方公務員法などにより、自由に退職できないようになっています。
任命権者からの承認を必要とする独特の法律が存在しますので、民間企業のようには簡単には辞められない上に、退職が承認された際には、辞令交付式にて辞令の交付を受けなければなりません。
そもそも、公務員は、労働組合を結成することを禁じられており、労働三権(団体権・団体交渉権・団体行動権)にも制限がかかっています。そのため、自衛官や警察官などの公務員は、労働組合が運営する退職代行サービスの「団体交渉権」で交渉を代行してもらうことが出来ません。
公務員は、民間企業や労働組合の退職代行では辞められません。弁護士一択です。どうしても辞めたい気持ちが強いならば、弁護士が提供している退職代行サービスのうち「公務員の退職」も実行してくれる退職代行業者に相談してみましょう。
※弁護士が行う退職代行業者の中にも「公務員の退職代行」をサービス外としているところがあります。公務員で依頼したいと考える方は、公務員法に熟知した弁護士に退職代行を相談すると良いでしょう。
なお、無断欠勤は罰則の対象となりますので、公務員の方は特に絶対にバックレてはいけません。
オススメの退職代行サービス
退職代行とは、あなたの代わりに「仕事を辞めたい」という意思を、勤務先へ伝えてくれるサービスです。辞めると言い出せない人・会社に辞めさせてもらえない人など、「辞めたいけど辞められない」とお悩みの方の駆け込み寺的存在です。
退職代行の実行を開始した後は、退職代行業者がやりとりを仲介してくれるため、あなた自身が電話などで会社と直接連絡を取る必要がありません。
中には未消化の有休や未払いの残業代の請求、失業保険や傷病手当等の申請の支援、転職活動のサポートなどをしてくれる退職代行業者も存在します。
オススメの退職代行サービスを10個まとめましたので、どうぞ業者選びの参考にしてください。