一般的に、退職代行では自分で退職届を作成し、郵送で会社に提出するという方法が主流です。
では、アルバイトやパートの方の場合はどうでしょうか？
ツイッターで「アルバイトでも退職届が必要な理由は何でしょうか？」という問いを含む投稿を見かけたので、今日は、アルバイト・パートが退職代行で辞める場合に退職届が必要な理由について書きます。
「アルバイトでも退職届が必要な理由は何でしょうか？」
ツイッター投稿について
アルバイト先でパワハラに合い、顔を合わせるのも苦痛だったので退職代行を使ってみたらなかなかの対応だった😞 pic.twitter.com/axshedpX0X
— 副業始めた😼uber配達員休み中🚲 (@oishigohantodok) May 20, 2023
「アルバイトでも退職届が必要な理由は何でしょうか？」という質問に対して、退職代行業者は「普通は必要ですね。こちらの感覚としては『どうして要らないのでしょうか』という感じです」と答えています。
ちなみに、この退職代行業者は、Jobsという名称で退職代行サービスを提供しています。(⇒退職代行Jobsの詳細や口コミ評判はこちらでご覧いただけます)
このツイッター投稿が生まれた背景
Googleなどの検索エンジンで検索すると、「正社員や派遣社員とは違い、アルバイトやパートの多くは基本的に退職届を提出しなくても辞めることができます」という内容の解説がたくさん出てきます。
Googleの検索結果より
おそらく、ツイッターの投稿者さんもこの解説をご覧になったのでしょう。
そのうえで、退職代行業者から退職届の提出を求められて、疑問に思ったからこそ、「アルバイトでも退職届が必要な理由は何でしょうか？」という質問に至ったのだと思います。
なお、アルバイトやパートの多くは基本的に退職届を提出しなくても辞めることができますが、中には書面での提出を求める会社もあるため、必要に応じて退職届の作成が求められます。
そもそもなぜ退職届を出さねばならないのか
なぜ、退職届を出す必要があるのか、基本に立ち返って考えてみます。
退職届を出す法律上の義務はない
まず、退職の際に、退職届を出す義務はありません。
就業規則などに「退職届は文書でのみ受け付ける」旨の記載がなければ、労働者本人の退職の意思を伝えるだけでOKです。
提出義務はないのに、なぜ退職届が必要なの？
なぜわざわざ退職届を出す必要があるのかというと、
- 本人に退職する意思があることを会社に示すため
- 退職の意思を示したという証拠を残すため
という理由があるからです。
本人に退職する意思があることを会社に示すため
たとえば、電話で退職を伝えただけだと、会社側は本当に本人なのか(本人の意思なのか)判断できません。そのため、「退職届」という書面で本人の退職の意思を示すのです。
退職の意思を示したという証拠を残すため
たとえば、口頭だけの意思表示だと「言った」「聞いてない」と水掛け論のトラブルに発展する可能性があります。そのため、「退職届」という書面で証拠を残すのです。
退職届は書面で提出するのがベスト
なお、退職の意思を伝える手段として、メールを利用しても問題ありませんが、無用なトラブルを回避するためには退職届を提出した方がベターです。慣例通り、就業規則通り、が一番スムーズだからです。
アルバイトやパートに退職届の提出を求める声
今、退職代行業者が流行ってるみたいだけど、どうなんだかね。社労士事務所的には離職票申請時の必要書類集めるのに退職届とかまだなかったりすると一手間増えて面倒なんだよなぁ。誠意を持って入社したんだから退職時も誠意を持った対応をしてほしいと思いますよ。たとえアルバイト、パートであっても
— Shunchan (@ks_chashuman) October 26, 2021
「退職届があると、会社側が退職書類の準備を進めるのに楽だから」という理由もあるようです。社労士事務所的には、退職届がないと手間が増えるので、「たとえアルバイト、パートであっても退職届を出して欲しい」という想いがあるそうです。
アルバイトやパートが退職代行を利用した場合に退職届が必要な理由
退職代行を利用した場合に退職届が必要な理由
「本人に退職する意思があることを会社に示すため」「退職の意思を示したという証拠を残すため」に退職届を書面で提出した方が良いという事情は、退職代行を利用した場合においても同じく当てはまります。
退職届がないと、代行業者が言っている内容が本当に本人の意思なのか、会社側は判断できません。そのため、ご自身で退職届を作成して、会社に「自分は〇月〇日で退職する意思がある」と伝えた証拠を残す必要があるのです。
なお、退職届の作成まで引き受けてくれる退職代行業者もありますが、少数派ですし、オプション料金が掛かることもあります。
アルバイトやパートが退職代行を利用した場合に退職届が必要な理由
退職代行を利用した場合において「本人に退職する意思があることを会社に示すため」「退職の意思を示したという証拠を残すため」に退職届を書面で提出した方が良いという事情は、正社員だけでなく、アルバイトやパートなどの非正規雇用の場合においても、同じく当てはまります。
むしろ、「退職代行を利用するからこそ必要」「確実に退職するためには必要」と割り切って、退職届をご用意いただけると良いと思います。ご自身を守るために必要です。退職届があると、本気で退職をしたい気持ちが伝わるので、話が進みやすくなります。
退職代行サービスを利用すると、業者から店長やマネージャーなどの上司に辞める意思を口頭で伝える際、退職届を提出する必要があるかどうかを確認してもらえますので、退職代行業者の指導に従って、必要に応じて退職届を作成しましょう。
まとめ
たとえアルバイトやパートであっても、退職代行サービスを利用する場合であっても、確実に退職するため、ご自身を守るために退職届を作成することがベターです。
退職代行業者はあなたの退職を成功させるために、ベストな提案をしてくれますので、退職届の作成・提出を指導された場合は、従いましょう。
当サイトではおすすめの退職代行サービスを10個ご紹介していますが、どれも人気の退職代行業者で魅力的なものばかりです。もし迷ってしまったら弁護士法人みやびが最もおすすめです。
- 24時間体制なので思い立った時にいつでも利用できる
- 弁護士が行う退職代行なので安心して全てお任せできる
- 未払い賃金の請求や失業保険・傷病手当の申請もオプションで面倒を見てもらえる
以下、弁護士法人みやびの退職代行サービスについてご紹介します。
当サイト最もオススメの退職代行「弁護士法人みやび」
| サービス名 | 弁護士法人みやびの退職代行サービス |
| 運営会社名 | 弁護士法人みやび |
| 料金(税込) | 選べる料金体系！ ①27,500円 ②55,000円 ③77,000円 +実費(郵送代など) |
| 返金保証 | 記載なし (退職率100%) |
| 無料相談 | あり |
| 相談受付時間 | (LINE/メール)24時間対応 |
| 代行内容 | 弁護士が退職代行・直接交渉 ※即日対応可能 |
| オプション | 別途、未払い賃金/残業代や退職金請求・回収など依頼可能（※報酬は回収額の20%） |
| 運営会社ホームページ | https://www.miyabi-law.jp/ |
| 依頼先 | 公式サイトはこちら |
「弁護士法人みやびの退職代行サービス」は、弁護士が退職代行・直接交渉するタイプの退職代行サービスです。
料金は少々高めですが、「弁護士が対応してくれること」が決め手となり、弁護士法人みやびに退職代行をお願いする人が増えています。「確実に、なるべく円満に辞めたい」「(未払い賃金の回収や有休の消化などで)損をしたくない」から、少々高くても弁護士に依頼したい人が多いのでしょう。
また、 24時間対応してくれる点も人気です。夜間早朝でも対応してもらえるので、「辞めたい！」と思い立ったときにすぐに行動に移せます。
会社に対して要望があったり、会社と何らかの交渉が必要な場合には、弁護士法人みやびがオススメです。
